2008年 02月 26日
時間のあるひとだけどうぞ。。。一般ピーポーの僕には、相変わらず「やや難解でありながら、なんとナシ分かるような説明をしてくれる」ミニ経済論文だった。今回はあの正体不明の問題「サブプライム」についてだったけど、先だって行われたG7では、結局この問題は自国の金融機関でどうにかしよう!と掛け声かけただけで期待されていた具体的な策は無かった→で、張本人のアメリカは「金融市場で一時的に流動性が無くなっただけじゃろ。金利や税金を下げたり、支払い猶予を設ければ停滞していたカネが動き出して元に戻るさ」と簡単に考えたいと思ってFRBが金利をどんどん下げて流動性を持たせようとしている→しかし、問題は「不動産価値が上がること」を前提に低所得者に無理な貸付をし、さらにそれを世界の細かいファンドに組み込んだから世界的な問題になっているのであって「流動性がなくなっている」ではなく、「支払不能危機」なのだ!と論じておられる→そもそもこのローンは不動産の「値上がり部分の期待値を借金返済にあてた仕組み」になっており、不動産価格が値下がりしてきたらキズはさらに大きくなる→つまり流動性不足であれば家を売れば済む話なんだけども、実際は家を売っても現在の市場価格はそれを大きく下回っており、大きなマイナスになり支払いたくても支払えないことが問題なのだと→いわば、これは日本の不動産バブルと同じ現象で、このままだと価格の下落に歯止めが効かなくなり、状況はますます悪化し、巨額の公的資金を導入せざる終えなくなり、世界恐慌じみたことが起こりうる可能性がある→なので、一刻も早くアメリカ政府は「公的資金を導入する準備がある」と宣言し、市場の不安を取り除き、価格の下落を抑えることが重要だ→そうすれば結果的に公的資金の導入も最小限に押さえることができるし、世界の金融市場の不安も取り除ける→なので日本政府は自国のバブル経験を元に、アメリカ政府に進言すべきだとおっしゃってる。つー内容だった。。。むううう、今回もなんとなし分かった気がするケド、なんとなし分からない内容だった。。。つーかこんな世界的な問題になってるのに、アメリカは公的資金導入の準備もしてないのか、、、知らんかった。もっと新聞読もうっと。 というか、、、こんな拙い長文を読んでくれた貴方は、きっと教養のある素晴しい方なんでしょうね。読んでくださって、有難うございました。
by kimurayasaketen
| 2008-02-26 12:24
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